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JAPAN HOUSE 巡回展示 採択企画 発表
2017.04.07

世界3都市、ロンドン、ロサンゼルス、サンパウロのJAPAN HOUSEを巡回する展示企画作品は、外部審査員による厳選なる選考を経て、以下、3企画が選ばれました。 選考にあたっては、巡回展のテーマ;海外の方に魅力を感じてもらい、日本を知っている人もそうでない人も、更に深く日本を知ってもらう、が共通メッセージとして、より強く企画作品に込められているか、に重点がおかれました。
今回ご応募いただきました団体・個人様には、この場をおかりして感謝申し上げます。
次回の巡回展企画作品の募集につきましては、来年度以降、当ウェブサイトにて行います。



◇TAKEO PAPER SHOW SUBTLE -かすかな、ほんのわずかの
企画者:株式会社竹尾


紙が繊細なのではない。紙が堀り起こした人の感覚こそが繊細である。 日本人の紙に対する繊細な感受性や独自の文化に息づく美意識を、紙という媒体を介して探り出す試み。
「SUBTLE-かすかな、ほんのわずかの」をテーマに、「CREATION」「COLLECTION」「SUBTLE on PRODUCTS」「紙の肖像」という4つの視点を通して、紙の魅力の根源を探る。日本の伝統・現代・未来が高度に編集された展覧会。

http://subtle.takeopapershow.com/






◇Prototyping in TOKYO
企画者:東京大学生産技術研究所山中研究室


日本を代表するデザイナーでありエンジニアでもある山中俊治氏は近年、様々な研究者と協力して開発途上のテクノロジーに形を与え、技術の夢を体験できるプロトタイプを制作してきた。
生き物のようなふるまいを見せるロボット、新時代の製造技術がもたらす不思議な手触り、あるいは人体拡張装置としての義足などがスケッチや試作品とともに展示され、東京大学山中研究室の思考プロセスとものづくりが絵巻物のように展開される。日本の先端技術がもたらす未来の美意識を、来場者とともに考える展覧会。

http://www.design-lab.iis.u-tokyo.ac.jp






◇藤本壮介展 未来の未来
Sou Fujimoto: FUTURES OF THE FUTURE
企画者:TOTOギャラリー・間


建築は、私たちが日々暮らしている場所だからこそ、すべての人に開かれたものでありたい。
藤本壮介氏の建築は、繊細な感受性が導く自然との調和性、変化を受け入れ応えていく柔軟さ、内部から外部へと緩やかにつながっていく領域の曖昧さといった日本独自の感性を、グローバルな普遍性に昇華させている。
「誰もまだ知らない未来の建築とは、どんな姿をしているのだろう?」――展覧会では、そんな純粋な問いから生まれた、「未来の種」を感じさせる模型の森が出現。模型というささやかで身近な存在を通して、ともに未来の都市環境や住環境を空想し、創造していく場が生まれることが期待される。

http://www.toto.co.jp/gallerma/ex150417/index.htm
http://www.toto.co.jp/gallerma/ex150417/index_e.htm




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2016.09.13 NEWS
巡回展示企画について(締め切りました)
http://www.japanhouse.jp/news/page01_00002.html